elli new album
「KIPUKA」
2021年6月12日発売!
KIPUKA 販売サイト<Crystal Water Records>へ
「 KIPUKA 」へようこそ。
昨年の投稿「キプカへの旅」で次のアルバムタイトルは「キプカ」だと宣言した通り、6月12日(土)にリリースされるアルバムは、「KIPUKA (キプカ)」です!
キプカは火山性地勢に関して用いられる火山学の言葉で、新しい溶岩流に囲まれて島のように残る古い土地を指します。その土地が古ければ、そこだけに植物が茂っているような場所になります。
コロナで失われたもの、いや、それ以前に、この人生の中で、
すでに燃えてしまってたもの。
気がついた時には流れてしまってたもの。
いっぱいあります。
でも、変わらず緑が生い茂る場所が
心の中にあるのです。
「キプカ」への現実の曲作りの旅は、昨年暮れから始まりました。
でも、思ったようにすんなりとは進みませんでした。
時間はあっても、配信や収録で気ぜわしい毎日。
多分、このコロナ禍っていう意識が無意味な壁を作ってたんだと思う。
心の中にまでパーテーションを立てて、何かから安全にいなきゃ、と思ってた。
その上、この時期だから、皆に何かを与えられる素晴らしいものを作らなきゃ、と、あせってた。
そんな自分にうんざりしながら、諦めながら、自分を受け入れながら、少しづつ雲間が見えてきたのは、4月の終わり。
多分、少なくとも降りてくる言葉に気が付けるくらいには、パーテーションを外せたんだね。
レコーディングも終わり、ジャケットデザインも終わり、
もう少しで送られてくるはずのCDを待つこの時間。
1曲ごとの想い、みたいのを書いてみました。
本当は、音を聞けば、こんな言葉はいらないのだけど、
私の拙い歌に、少しでも根をつけてあげたいし、
歌詞を作る作業がどんな感じなのか、聞かれることも多いので、
頭の中を整理したかった、ということでもあります。
「KIPUKA」が一人でも多くの人に受け入れてもらえますように。
曲の主人公たちの物語が、聞いてくれる誰かの物語に呼応して響き合いますように。
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KIPUKA
1
子ザルがひとり
A Monkey’s Singing with Ukulele
ちょっとしたゴスペルみたいな曲を作りたいねって話しながら出来上がったのが、なぜか、子ザルの歌でした。(笑)
ひとり、っていう数え方だったり、
赤い子ザルのパパが木こりだったり、
バナナウクレレで空腹が我慢できるんかい!?
って、突っ込みどころ満載の曲です。
ウクレレ持ってる人皆に歌ってほしいな~。
2
シャラ
Shala
シャラは、「しゃらくせぇ!」のシャラです。
実はこの言葉、語源は遊女のことを「しゃら」と呼び、素人が遊女のようにめかしこむことを「しゃらくさい」と言ったことから「しゃれたまねをする」「小生意気だ」っていう意味で使ってたんだそうな。
「ざけんな!」ってな意味じゃなかったんですね。
でも、それを知ってから、時々、心の奥で誰かに「しゃらくせぇ!」って吠えてしまう時、相手じゃなく、自分自身が遊女のようにめかしこんじゃった気持ちになって、プッて笑っちゃいます。
今日も早くぐびっとしたいな~。
3
タマナの島
Tamana Island
母島で間違いで切られてしまったタマナの木で作ってもらったウクレレ<タマーニャ>。今年はタマーニャが生まれて5年目です。
ずっと母島の歌を作りたいと思いながら、なかなか出来なかったのですが、やっと出来ました!
作曲のこんちゃんが、これは島唄だよって言った時、それは私にとっては母島でした。
それが決まったら、この5年間に私の中に溜め込んだ風景が、いーっぱい降りてきました。
秀也くんが小笠原のパーカッション、カカを叩いています。
そしてカカもまた、タマナで作られる楽器なんです。
4
虹の続きへ
ĀNUANUA
町田でライブが始まる直前に、窓の外に大きな虹が!
はじめは短い虹だった。それが、ぐんぐん空に伸びていきました。
なんだか皆の夢が全て叶うような気持ちで観てた。
きっと夢はその夢を歩き出した瞬間から叶ってるんじゃないかな。
そして、急遽1曲目をSomewhere Over the Rainbowでライブを始めました。
やり続ければ必ず越えていける。
そして何度でもやり直せる。
それは私が40年の間、歌い続けてきて、伝えたいことの一つです。
5
4Summers
4Summers
ELLISの「LOVE100%」(1994年)の中の曲です。
こんちゃんがウクレレだけの多重録音とベースでウクレレオーケストラなるものをやろう、と。
6台のウクレレで少しづつ録り重ねてます。
私はどんなことになるのか、よくわからなかったのですが、繋げてみたら、美しい世界が〜〜〜〜。
なんだかハープみたいだね☆☆☆
6
キプカ
Kipuka
8曲で終わる予定だったこのアルバム。
何か、”生”な感じが足りないよね、ということで、最後に追加で出来た曲です。
曲が何を言いたいのか、分かるのにちょっと時間がかかりました。
多分、私の中の欲や計画や思い込みが邪魔してたんだと思う。
それがキプカだとわかった時、神様の采配はすごいな、と。
そして言葉が出てきて、改めて気がつきました。
私たちは燃える星の上で生きてるってことに。
7
幸せの種
Seeds of Happiness
ギターを弾いてた頃に作った曲です。
簡単なコードで歌える曲が欲しかったのね。
なのでもちろん、ウクレレでも簡単に弾けます。
デイジーくんのスライドのリフがかっこいいね!!
8
蒼<AO>
AO
2020年後半は、フラの定番曲を20曲くらいレコーディングしていました。
そのうちお聞かせしたいな、と思いますが、そのレコーディングで今更ながら、フラソングのシンプルで奥深く、だから実は難しい世界を体感して、その日々から出来上がったのがこの曲です。
この10年、本当にたくさんの大切な人や動物たちが空に帰っていきました。
いつか空での再会を待ちながらも、今会えない胸の痛みは大きくて、逆に、そんな大きなものも、この胸の中にはあるんだということに驚きもします。
人は想像っていう桁外れな世界を持っているんだね。
きっとそれがあるから、夜空は美しいんだね。
こんちゃんのベースがくじらのようだ。
そして切ない歌詞ですが、不思議な明るさのある曲になりました。
9
原っぱ
open field
アルバム「KIPUKA」の最後の曲です。
記憶の中に今も残る緑=原っぱ。
それは、溶岩に流されずに残った緑のKIPUKAのコンセプトとぴったりはまります。
私が子供の頃に遊んだ原っぱは、まさに昭和の原風景。
そんな風景にタイムトリップ!
コール&レスポンスの曲です!
一緒に歌おうね!
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elli
2021/06/01
elli profile2021
http://e-l-l-i.com/profile2020/